この夏在宅ワークを見つけるのに必死な人にとって、「宿題代行」というサービスが人気です。
内容は夏休みの宿題として出されたドリル・読書感想文・自由研究・絵などを大人がバイトサイトやメルカリなどのオークションで請け負う他、また「宿題代行専門サービス」を専門に請け負う会社まで出てきて、そこに登録することで仕事がもらえるシステムが生まれました。
この記事では誰もが疑問に思うであろうこと:はたしてこれらのサービスを利用すると学力は低下するのか?また、真に子供の為になるのか?宿題を回収する担任の先生にばれないかどうか?等の疑問について紹介していきます。
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宿題代行をすると子供の学力低下への影響はある?
在宅ワークに多くの人が応募する中、宿題代行サービスというのは社会人や主婦の副業として今注目されています。「宿題代行」をサービスとして提供する企業もあり、小学生・中学生・高校と子供の教育段階だけではなく、各子供の手書きの字や成績も考慮した上で宿題を完成させるほど手を込んだものまであります。
LINEも始めました!
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ID:dni4955ehttps://t.co/sYhEo5imzd— 【宿題代行】ジーニアスアシスト (@genius_assist) August 17, 2020
これらのサービスに申し込みをするのは、もちろん子供の両親です。
宿題代行サービスは「教育犯罪」「教育的虐待」とまで叩かれる賛否両論が現在論議されていますが、果たして宿題代行をしてもらう事により子供の学力や知能に悪影響を及ぼすのでしょうか?
実際に両親が自分たちの子供時代を振り返り、「夏休み・冬休みの宿題なんて最後の日にまとめて終わらせていた」、「どうせ学校で習う事なのに、思いっきり遊びたかった」、「学力に対して影響は無かった」という経験をしている人も多いため、『宿題=時間の無駄』という方式が出来上がりました。
宿題をやらないくらいで学力や脳の発育には何の影響も無かった、と自分たちの経験からこのサービスを利用する人が多いのです。
またこの宿題代行は今に始まったことではなく、重要な試験や資格認定の際に代理人にお金を払って行ってもらったりする仕事も前からあるのも事実です。
加えて高校生くらいになると、「クラスメイトや友人にお金を払って自分の分もやってもらう」という子供も出てきています。
これは学力以上に社会適応能力が発達している証拠でもあると言えます。
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【宿題代行がばれる可能性】ばれた場合も黙認される場合が多い
宿題代行を利用したらどれくらいの可能性で教員たちにばれるのでしょうか?
仮にばれたとしても教員が家庭の子育てや家庭環境に口を出すことはできないので、そのまま黙認する人が殆どです。
「宿題を提出したか否か」だけに焦点を当てる学校の場合は、ばれる心配や懸念も必要ないという理由もあります。
昔のままの「長い休みには宿題を出す」という教育方針や宿題の量や内容を見直す必要が出てきているのかもしれません。
【宿題代行が便利な理由】今後も利用者増加に
宿題代行サービスは企業や個人によって値段設定が変わってきますが、決して安いものではなく休み中に出る宿題全てを代行人に丸投げすると軽く数万円かかってしまう場合が殆どです。
数万円といえど、子供の養育費や学費、塾や習い事など通わせていたり、子供がたくさんいる家庭では決して安くない値段です。でもあえて便利だと感じ、利用する理由は意外にも筋が通ったものでもあるのです。
宿題代行は、学校の宿題なんて無駄その分塾や習い事を、という親が利用するそうな。親に子の筆跡を送ってもらって真似したり、学力に合わせて一定数わざと間違えたりといった工夫も。すげぇ世界である。
— ki_AH (@ki_ah) August 27, 2014
確かに将来は何かのプロになって欲しいと子供に何かしらの専門性を求める親にしてみれば、宿題は貴重な時間の無駄という考えも理解できます。
またクラスの担任の先生や教員にばれたくない両親は徹底的に子供の癖を真似してくれる業者を選ぶことでしょう。
現在の社会のニーズ(在宅でできる副業・仕事)と各家庭の事情が上手く噛み合わさった新しいビジネスです。今後もお金に余裕がある家庭や学生自身がどんどん利用する需要と供給がぴったり合ったシステムでしょう。
今後も学校の宿題に対する教育方針が変化しない限り、利用者増加は免れないでしょう。
宿題代行は学力低下への影響あり?ばれた場合も利用者増加のまとめ
宿題代行サービスを利用することで果たして子供たちの学力や知能低下に影響するのかを解説しました。
各家庭により子育て方針が違ってくるので、非常に便利で利用がいがあると考える親も出てきています。
宿題の内容によってはばれる可能性が高いものもありますが、一教員が家庭の子育てに関しては何も言えないので、黙認する場合が多いです。
今後も今までの学校や社会のあり方のままでは、利用者が増加していく一方でしょう。
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