在宅ワークやテレワーク、リモートワークを政府が推進する中、「ワーケーション」という言葉がメディアに出てくるようになりました。
ワーケーションとはwork(仕事)とvacation(休暇・旅行)を組み合わせて作られた造語で、コンセプトが「旅をしながら仕事をする」という意味を指します。ひと昔前からある「ノマドワーク」と同じです。
この記事ではワーケーションの意味や効果、身近なところから始められる施設の紹介、またワーケ―ションを導入するにあたっての注意点を紹介していきます。
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ワーケーションの効果!初心者はまず国内で体験してみよう
ワーケーションは旅行先や帰省先からでも仕事をする新しいワークスタイル。
ワーケーションの最大のメリットは
- 旅行する機会が増えるだけでなく、仕事を休むという罪悪感がなくなる
- 帰省先でも働く場所を自由に選べるので、家族や恋人と過ごせる時間が長くなる
- 普段とは違った空間で仕事することで集中力が高まるなど仕事の効率化が望める
- 新しい土地に出会い、気持ちのリフレッシュや脳の刺激になる
などです。
仕事をする場所が縛られないのが最大の魅力なので、レンタルオフィスやカフェ以上にリフレッシュできる空間にいることができるというのが多くの人を惹きつけています。
ただ旅行の滞在費用や交通費等お金がかかるるというのも事実。
しかし現在は海外に行かなくても、国内でワーケーション促進するための施設が次々とデザイン・建設されており、都内でもワーケーションを味わう事ができる場所もあるほどです。
一例としてバカンス気分を楽しみながら仕事場を提供してくれる「ワーケーションプラス」という団体もあります。
まるでカリフォルニア西海岸のリゾートに来ているかのようなワークスペースが江ノ電沿いの七里ヶ浜に用意されています。
リゾート型ワーキングスペースのイメージ動画をチェック!
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旅行に行く時にパソコンを片手に持っていくのもありですが、ワーケーションを初めて体験する人はこうした施設を1日利用することで(ワーケーションプラスの料金は1日4,500円)、自分に合っているワークスタイルなのかどうかを手軽に知ることができます。
ワーケーションは始めは慣れが必要になるため、こうした小さな体験から始めていくのが金銭的にもおススメです。本番の前に自分のパターンを知ることができるからです。
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ワーケーションの効果を最大限出す方法!初心者へのポイント
ワーケーションに出発するのは簡単ですが、旅行先で最大の効果を引き出すためにはコツが要ります。旅行しながら仕事できるのが魅力ですが、旅行の割合が多すぎになることもしばしば。
ここでは質のあるワーケーションを過ごすためのコツを紹介します。
1日1日のスケジュール管理をしっかりする
日常とは違う場所なのでついつい仕事よりも外に出たくなったり、出勤時間や決まった起床時間が無いのでだらだら過ごしがち。しかしそこはしっかりと日々のルーティーンを決めて、与えられた仕事を終わらせましょう。
「〇〇時に起床」、「〇〇時~〇〇時まで仕事」、「〇〇時からは観光、食事」などとしっかり自制するためのスケジュール管理やスキルが必要となります。
休憩時間にジムやプールなどを取り入れるのももちろんOK。
こなさなくてはいけない業務量と日程をあらかじめスケジューリングしてから行きましょう。
慣れてきたらルーティーン化するのが大事です。
必要最低限のものしか持っていかない
ワーケ―ションを実のあるものにするには、余計なアイテムは旅行先に持っていかずにミニマリストになりましょう。
大きなスーツケースなどをワーケーションの度に用意してパッキングしていてはいざ出かけたり旅行に行くのが億劫になってきます。
質の良い仕事をするためにも必要最低限のものしか持ち運びしないようにしましょう。持ち物が多いとそれだけ気を取られてしまう事になるからです。
滞在先や日数にもよりますが、なるべくコンパクトに荷物をまとめるよう心がけ、自分には何が必要なのかを知っていくことも効率よくワーケーションに出かけるためには必要です。
慣れてくるにつれ持っていくものをリスト化し、さらにアイテムを減らしていくのが理想です。
フットワークを軽く、がカギです。
予定や移動を詰め込みすぎない
初めて訪れる場所は、知らないうちに無意識が警戒しているので精神的に疲れてしまいます。
ワーケ―ション先で観光を楽しむのも良いのですが、帰ってきていざ仕事をするぞ!という時にどっと疲れが出て仕事どころではなくなってしまうパターンが慣れてない人にはとくに多いです。
そういった事も考慮し、予定や慣れない土地での移動は控えめにするようにしましょう。
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ワーケーションの効果と初心者でも体験できるのまとめ
テレワークや在宅ワークの新しい仕事スタイルである、旅行しながら仕事に取り組めるワーケーション。
気分をリフレッシュしながら脳への刺激を新しい地で与え、オン・オフが簡単にできる環境を整えることでより良い質のパフォーマンス効果が望めます。
まだ体験したことない人は、国内の身近な場所からスタートしてみるのが良いでしょう。
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