新潟を拠点とするアイドルグループNGT48を運営する芸能事務所「Flora」の岡田剛社長が会見を開き、涙を流しながら「隠ぺい体質と言われているが、今後は公表する」と語りました。
この発言で気になるのが、何より「今後は」の部分。
じゃあ今までは何を隠していたの?と気になったので、NGT48やそのメンバー、山口真帆さんが直面した事件について紹介していきます。
また岡田剛社長がどこまで自分の発言に対して責任を持っているのかも同時に検証しました。
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NGT48の岡田剛社長の隠ぺい理由
NGT48を運営する事務所「Flora(フローラ)」の岡田剛社長(42歳)は2019年の1月14日からユニットの副支配人として就任しています。
岡田剛社長の謝罪会見のわずか30分前に、元NGT48のメンバーだった山口真帆(24歳)が過去巻き込まれた事件について、首謀者と思われる同じユニットのメンバー5人をSNSを通じ誹謗中傷した50歳の男性が逮捕されたとニュースで発表されました。
「逮捕された男がネットで書いた内容を全て綺麗にまとめ、既に警察に届け出てある」「故木村花さん(5月に誹謗中傷により自殺したプロレスラー)の事もあり、警察は親身になって動いてくれた」と岡田剛社長は話しました。
一連の出来事を整理すると下記のような流れになります。
- NGT48をネット上で誹謗中傷した男を逮捕、内容を全て警察に提出
- 「今後は何も隠ぺいしないで、活動していく」と涙の謝罪
さらに岡田剛社長の口からは「メンバーを守ることが第一」、「運営の体制や対応が間違っていた」、「何もできなかった」、「私の人生をかけて復活させたい」、「今後は全ての責任は私が取ります」という、過去に起きた事件の被害者であるメンバーが聞いたら呆れてものも言えないような綺麗事ばかりを並べたてました。
あまりに自分たちに都合の良い展開に持っていったことで、岡田剛社長に飽きれる国民が多数。
涙の会見通り「今後隠ぺいなしで活動していく」つもりなら、NGT48の今までの歴史や事件も特に「(被害に遭った)メンバー」の立場になって公表するのが筋ではないでしょうか。
経営の対応や体制が間違っていたと感じ、ユニットのイメージや評価を一新したいのならば、過去に起こった事件や出来事の真実を何よりも先に公表するべきだと多くの人が考えています。
結局過去の出来事は過去に葬り、何を隠していたかの内容を発表することはありませんでした。
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元NGT48の山口真帆の暴漢事件の真実は未だに隠ぺいされたまま
岡田剛社長の会見は、今後NGT48を「地元や地域の素晴らしさを伝え、多くの人に愛されるグループ」にしたいと言っていますが、メンバー間で大きな事件があったことや、その詳細には一切触れようとしませんでした。
元NGT48のメンバー、山口真帆さんは2018年の12月に暴漢事件に巻き込まれました。
まほほん号泣配信 1/2 pic.twitter.com/ob1xlohj4z
— (/ω\) (@korokoromilky) January 8, 2019
動画配信は運営により途中からカットされてしまったので、山口真帆さんは自分のツイッターで事件内容をツイートまでしました。(現在は削除されています)
ユニットのイメージアップを意図した岡田剛社長ですが、最大の問題は山口真帆さんを襲うように仕向けた犯人とされるメンバー数名が未だにNGT48に所属しているという事でしょう。
まずは事件に関わったメンバーや暴漢犯人を明らかにし、対応が全くなかった事についての原因を釈明、そして運営含む関係者に相応の罰を与えてからでないと、岡田剛社長が何をどう言っても、どれだけ泣いて会見しても「全国に愛されるグループ」は作れないのではないでしょうか。
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まとめ
NGT48の岡田剛社長が隠ぺいしている内容について、そしてこの度の会見がメンバー個人よりもユニットイメージを最優先して行われた事、また過去に事件に巻き込まれた元NGT48の山口真帆さんが語る真実・真相をご紹介しました。
岡田剛社長はイメージアップや現在のメンバーの今後よりも、全国の人々、特にファンが納得できるまで事件や運営の対応の真相について説明する事の方が先ではないでしょうか。
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