生チョコは腐る?白い変色はカビ?賞味期限切れのチョコレートを復活させる方法

 

いろいろな食品には消費期限があり

美味しく食べられる期限を表します。

 

食品は時間が経つと

腐ってしまうから決められるものですが、

チョコレートが腐ったという

話を聞いたことがありません。

 

ただ時間が経つとチョコレートの表面が

白く変色することや白い点々が

ついているように見えることがあります。

 

この状態になると食べるのを

やめた方が良いのでしょうか?

 

この記事ではチョコレートや生チョコレートの

賞味期限や変色に関する

疑問について解説していきます。

 

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生チョコやチョコは腐るの?白いのが出てきたら食べれない?

 

結論から先に書くと

生チョコは比較的腐りやすく、

反対にチョコレートは極めて

腐りにくい食品と言えます。

 

両者の違いとして

生チョコには生クリームが入っています

 

この生クリームが生チョコの

消費期限を早める原因となります。

 

チョコレートは菌が繁殖するための

水分がほとんどないため、

雑菌や微生物が育ちにくく

腐るまでに相当な時間がかかります。

 

しかし生クリームを加えた生チョコでは、

その生クリームが菌を

繁殖させやすい環境を作ってしまい、

チョコレートよりも圧倒的に

早く腐ることにつながります。

 

なお同じ生チョコでも消費期限の幅は広く、

数日のものから

一ヶ月くらいもつものまで様々です。

 

含まれる防腐剤や添加物以外に

生クリームの配分も

消費期限の長短に影響する要因となります

チョコレートの賞味期限・消費期限が切れたら?古いチョコの利用法

 

チョコレートの場合、

賞味期限を多少過ぎていても

腐ってしまい食べられなくなる

ということは少ないです。

 

保存状態によって

大きく変わることではありますが、

未開封のまま涼しい暗所に置いておけば

腐らせる可能性を

大幅に下げることができます。

 

反対に食べかけのもの、

特にかじったものについては

つばに含まれる雑菌が繁殖してしまうので、

チョコレートのように

腐りにくいものでも悪くなる

可能性が高くなってしまうのです。

 

チョコレートに限った話ではありませんが、

一回で食べきれ無い時には

包装紙などを利用し割ることで

直にかじらない、触らないように心がけましょう。

 

料理人が調理中味見をする時に

わざわざ別皿に取り分けて味を確かめるのも

食材を悪くしないよう心がけてのことでしょう。

 

ちなみにチョコレートの

パッケージに書かれているのは

賞味期限であり消費期限ではないのですが、

これはチョコレートが

腐りにくいことによるものでしょう。

 

消費期限は食べられる期限を表し、

賞味期限は美味しく食べられる期限を表しています

 

チョコレートの場合、賞味期限を過ぎると

美味しく食べられなくなるということになります。

 

ファットブルームとシュガーブルームの原因

 

チョコレートは時間が経つと

表面が白く変色することがあります。

 

その状態はファットブルーム、

シュガーブルームのどちらかです。

 

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ファットブルームというのは

脂肪分が分離したもので、

シュガーブルームというのは

砂糖が分離した状態を表します。

 

どちらも食べられないことはありませんが、

元の状態に比べて

美味しくなくなっている可能性があります。

 

特にファットブルームだと

パサついたような食感になり、

チョコレートのしっとりした

舌触りが削がれてしまいます。

 

これらが起きる原因は

外気の温度変化による場合が多いので、

夏場などは急に冷蔵庫に入れるのではなく、

戸棚など涼しい場所に保管するなど

温度変化を防ぐようにします。

 

もしもファットブルームや

シュガーブルームが起きてしまい、

少しでも元の美味しさを

取り戻したいという場合は、

一度溶かして、混ぜてから、

再度冷やし固めると良いでしょう。

古いチョコレートを食べたら食中毒になるかもしれない?

 

前の章にも書いたように

古いチョコレートでも

絶対に食べられないということはありませんが、

風味が悪くなっている可能性は十分にあります。

 

もし何か月もそのままの

チョコレートを食べる場合は

不味くなっていることくらいは

覚悟して食べるべきです。

 

ただしこれはチョコレートの話で

生チョコは別です。

 

先に書いた通り生チョコには

生クリームが入っており、

その生クリームは日が経つと

悪くなり腐ってしまいます。

 

同じチョコレートという名称が含まれており、

似たようなものとして扱われる両者ですが、

保存ということに関しては

全く別物だと考えるようにしましょう。

 

私は以前、生チョコを冷蔵庫に入れ、

2週間ほど放置してしまったのですが、

見事にカビが生えてしまい

食べることができなくなりました。

 

チョコレートは長期保存が可能、

生チョコは不可能と覚えましょう。

 

また生チョコではなくても

チョコに含まれる材料によっては

早く悪くなってしまう可能性があるので

注意してください。

 

それからチョコレートでも

時間が経つと味わいは落ちます。

 

特に表面に変色が見られると

食べられないわけでは無いですが、

食感や風味が落ちている

可能性は十分にあります。

 

どうしても美味しく食べたいなら

溶かし混ぜてから冷やし固めることで

食感などが改善されるでしょう。

 

チョコレートはついつい

放置してしまいがちなので、

古いものが出てきたらダメもとで

試してみるのもありですね。

 

まとめ

 

生チョコレートは腐りやすく、

通常のチョコは腐りにくい特徴を持ちます。

 

生チョコレートの賞味期限は

数日から1か月と幅広い場合が多いです。

 

チョコレートは腐りにくいですが、

一口食べたり、かじった痕のついたものや

食べ残し、指で触った場合はそこから雑菌が

繁殖するので、早めに食べきってしまいましょう。

 

チョコレートが白く変色するのは

ファットブルーム、あるいは

シュガーブルームが起きるからです。

 

外気の温度変化が原因で起こるので、

急激に冷やしたりすることはせず、

常温の暗い場所に保管するのが一番です。

 

もしファットブルームや

シュガーブルームが起きてしまったら、

湯銭で一度チョコを溶かしてから

再度冷やして固めると

あまり不味い味にならずに食べることができます。

 

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