クッキングシートは便利な道具ですが、
実際に購入して使うまでは
至らない人も多いようです。
煮物を作る時の落し蓋や
クッキーやパイ等のお菓子を作る時しか
使う機会があまりないのも原因です。
調理器具に食材がくっつかないから洗うのが楽、
剥がしやすいから料理が
形崩れしにくいなどメリットがあります。
しかしわざわざ購入したくない、
一時的に切らしてしまったという方向けに、
この記事ではクッキングシートの
代用になる様々な方法を紹介していきます。
スポンサーリンク
クッキングシートの代用となるもの一覧
まずクッキングシートの特徴は水を弾き、
料理の材料が貼りつきにくく
耐熱性があるのが特徴です。
この特徴を活かして
オーブンや電子レンジの天板の上に
クッキングシートを敷き、
天板が汚れるのを防ぐことができます。
また食材が張り付かないので
食材をシートから剥がす時に
形が崩れてしまうことを防ぐことができます。
クッキングシートがなくても調理はできるけど、
あったらとても便利な調理器具だと言えます。
そんなクッキングシートの代用方法をリストアップします。
- オーブンやレンジの天板にバターを厚めに塗ること
- アルミホイル
- 厚手のキッチンペーパー
水を弾くと言えば油です。
ただしサラダ油のように
液状のものでは油が
食材に染み込んでしまうので、
バターのように固形のものを使うのが理想的です。
バター以外ではスプレータイプの
油脂もおすすめです。
バターやスプレータイプの
オイルはいろいろな食材に合うので、
使いやすいところも
重要なポイントと言えます。
アルミホイルやキッチンペーパーを使う場合でも
スプレータイプのオイルをふりかけておくと
剥がれやすくクッキングシートと近い使用感になります。
特にキッチンペーパーは
吸水性が高いので、きちんと油を
塗り込まないと剥がれにくくなります。
フライパンに一工夫をしてクッキングシートの代用に
私はフライパンでオムレツを作る時に
クッキングシートを使ったことがありました。
卵はこびりつきやすいからです。
しかしフライパンに
食材が張り付く原因を調べ、
それを防ぐように調理した結果、
卵をフライパンで調理しても
あまりこびりつかせずに調理できるようになりました。
フライパンに食材が張り付く原因は
フライパンの温度が80度以下の状態で焼くことでした。
料理を始めた当初は焦がしたくないので
なるべく弱火で調理を行うようにしていました。
ただそうすると食材から出る水分が
フライパン表面の細かい溝に入り込み、
その状態で固まってしまうのです。
食材が触れた瞬間に熱が入って固まれば、
フライパンにこびりつくことなく
剥がしやすくなります。
スポンサーリンク
注意点として、単純に火力を
上げるだけでは不十分で、投入する食材の
温度が低すぎることが問題になりえます。
例えば冷蔵庫、冷凍庫から
すぐに出したものは非常に冷たく、
熱く熱したフライパンも急激に
温度が下がってしまいます。
その結果80度以下になってしまい
こびりついてしまうのです。
ですから調理の際には
冷蔵庫に入れておいた食材が
常温になるよう調理前に
外に出しておくと良いのです。
冷凍庫に入れておいたものは
しっかりと解凍しましょう。
そうすることでフライパンの
温度を大きく下げることなく、
高音をキープしたまま調理を行うことができます。
フライパンを高温にする以外には
油を満遍なくひくことで
フライパンでクッキングシートを
使った状態に近づけられます。
油分は水分を弾くので
クッキングシートと同じように
食材が張り付きにくくなります。
ちなみにテフロン加工など
フライパン表面に加工が
施されたものを使用することでも
同様の効果が得られます。
ただし使用頻度が増え洗う回数が多くなるにつれ、
表面の加工はだんだんと剥がれていくので、
ずっと食材が張り付きにくい状態を
キープすることはできません。
また低温調理が必要な料理の場合には、
フライパンの上にアルミホイルを敷き、
表面にバターやスプレータイプの
オイルを塗るようにしましょう。
以上の方法によりフライパンで調理を行う際、
クッキングシートを使った状態に
近づけることができるのです。
揚げ物やパン、クッキーやマカロンをクッキングシートなしで作ろう
形が崩れやすいかき揚げなどを作る時には、
先にクッキングシートを油に投入し、
その上から具材を入れると拡散しにくく、
綺麗にまとめることができます。
クッキングシートは
耐熱性が高いからこそできる方法です。
代用方法では小さめのアルミ皿に油を入れて
揚げる方法が考えられます。
フライパンの上に油を入れたアルミ皿をおいて、
火にかければ拡散しにくい状態で揚げ物が作れます。
アルミ皿と言っても油が外にもれなければ、
アルミホイルで自作したものでも問題ありません。
それからパンやクッキー、マカロンを作る場合には、
オーブンの天板にクッキングシートを敷くと便利ですが、
代用として油を天板にひく、
または天板にアルミホイルを敷き、
その上から油を満遍なくひけば
張り付きにくくなります。
クッキングシートがなくても
同じようなことは実現可能です。
代替方法を試してみて便利に感じたのなら
クッキングシートを購入し
使ってみることをおすすめします。
まとめ
クッキングシートは使う頻度が少ないため、
キッチンにはおいていないという家庭も多いです。
その場合はスプレータイプのバターや油を
厚手のキッチンペーパー、アルミホイル、
オーブンやレンジの天板に厚めに塗ると
キッチンペーパーの代用ができます。
テフロン加工のフライパンでも
同様の効果がありますが、
使っていくうちに加工が弱まっていき、
食材が表面に張り付いてしまうようになるので
注意が必要です。
クッキーやマカロン、揚げ物は
アルミホイルを応用したものや、
アルミ皿と油を使うことで
クッキングシートなしでも
調理することが可能です。
スポンサーリンク