メイウェザー選手への花束事件といえば、ごぼうの党の奥野卓志氏がリング上で花束を彼の足元に投げ捨てるという問題行動がまだ記憶に新しいです。
ごぼうの党・奥野卓志氏の行動が意味した詳しい解説はこちら。
日本では大炎上しているごぼうの党と奥野卓志氏ですが、海外の反応はどういったものがあるのでしょうか?
メイウェザー選手は不敗伝説を持つ大人気ボクサーでもあるため、ツイッターが一時「Floyd(フロイド)」で爆発しました。
海外の反応の多数は奥野卓志氏の行動理由など知ったことではなく、「メイウェザーが黒人だから日本でも差別を受けている」というものが大多数です。
この記事ではメイウェザー選手の花束事件について海外の反応、そしてなぜ「差別」と受け取られているのかを解説していきます。
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メイウェザーが日本で差別を受けたと海外は反応
メイウェザー選手が花束を投げ捨てられた事件では、彼のファンやスポーツチャンネルがユーチューブで上記の動画のように取り上げています。
「メイウェザーの花束事件は彼が黒人だから起きたことだろう」
「日本でもこんなに公に差別されるのか」
「BLM運動はよそ事でしかなく、日本が内心黒人に対して思ってることを実行しただけだろう」
ごぼうの党・奥野卓志氏の個人的な私怨から来た行動が、海外では見事に「黒人への差別は日本にもある」と解釈されて広まってしまったのです。
奥野卓志氏は「日本は黒人をこういう風に差別しますよ」と世界に発信してしまったのです。着物を着ていた上で行ったので、海外のファンにとってはかなりインパクト悪く映ったことでしょう。
なぜ海外の反応はこのような解釈をするのでしょうか?
- 世界の背景にはまだ黒人差別が強く根付いている
- 何かトラブルが起こるとすぐに肌の色のせいにする人々もいる
- 世界的に人気なアスリートが侮辱された悔しさ
上記以外にも様々な背景がありますが、最も大きな理由は海外では奥野卓志氏など誰も知らなく、ただ単に「俺たちのメイウェザーに無礼な態度を取った」、「何だあの日本人は」と受け取られたからです。
私たちもメイウェザー選手が巻き込まれた花束事件が起こらなければ奥野卓志氏の名前どころかごぼうの党という単語も、何の興味も持たないまま日常のごたごたに交じりながら記憶から消えていたことでしょう。
ごぼうの党・奥野卓志氏の花束をなぜ投げ捨てたかの行動背景は関係ない
9月30日10PM現在、ごぼうの党・奥野卓志氏は党が持つユーチューブチャンネルで45分ほどの「謝罪」をしている動画が上がっていますが、内容が日本語だけで世界に発信していない時点で「メイウェザー選手が黒人だから差別を受けた」という世界共通の認識は変わりません。
45分間の「謝罪動画」を見てもこの角度から見ることができていないばかりか、自分が取った行動の言い訳しかしていないところがいかに島国根性で国際社会についていけていないのがわかります。
ユーチューブではこの「花束事件」についての動画がいくつもアップロードされており、コメント欄を見ると日本人ユーザーがつたない英語で「不快にさせてすみません」と一生懸命謝っているのを多く見かけます。
ごぼうの党・奥野卓志氏は国民に代わりに謝らせるという行動を起こさせてしまったのです。
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メイウェザーの花束事件に対する海外の反応を紹介
メイウェザー選手の花束事件についてツイッターやコメント欄に寄せられた海外の声を翻訳して紹介していきます。
「投げられた花をそれ以上傷つけないようにそっと持ち上げるメイウェザー、かっこよすぎ」
「メイウェザーでさえ日本では歓迎されないのか」
「メイウェザーと同じ肌の色の者です。息子がいつか日本に行きたいと言っているのですが、この試合を見て不安になりました。行かせて大丈夫なのか…」
「日本って武闘の歴史が長いんじゃなかったの?『戦士』をこんな風に扱う国だとは思わなかった。…あ、自分たちの人種じゃないからか」
「この人(奥野卓志氏)って極右の人なの?そうじゃなかったとしてもアスリートを大舞台でこんなにディスる国だったとは」
「こんな仕打ちを受けても泰然と構えるメイウェザー神対応。それに比べて何だこの負け犬(奥野卓志氏のこと)は。『文化の違い』だけじゃ済まされないぞ」
「メイウェザーはそのキャリアで数えきれないハードルを乗り越えてきた、強靭なメンタルの持ち主だ。日本にはもったいないよ」
「私はメイウェザーのファンではありませんが、その行動で日本に誉と尊厳を教えている姿に感動しました。」
「鳩が鷹をディスれるとでも思ってるの?リング上にいてはいけない小物だ」
「メイウェザーの品格と精神の成熟さを見せたけど、正直見るのがつらいシーンだ…」
…上記が現時点でユーチューブの検索上位にある動画のコメントをまとめたものになります。
メイウェザー選手の花束を扱う姿の中に彼を一流のアスリートとして再認識した人が多いのが判明しました。
ごぼうの党の奥野卓志氏は彼の株を上げるだけの存在だったのだと、海外の反応を見てわかります。
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まとめ【メイウェザーと花束事件】海外の反応は「黒人に対する差別」
メイウェザー選手が巻き込まれてしまった花束事件ですが、海外の反応は彼の品格ある武闘家としての対応と、日本にある黒人差別を批判したものとに分かれています。
海外の格闘技チャンネルを見ると、当日の動画がアップされて花束が投げられたことへの解説があるものもあり、コメント欄では日本に対する落胆の色が隠せません。
近い未来にまたメイウェザー選手は日本人アスリートとの対戦が決まっているとうわさがありますが、今回の事件のようなことが2度と起こらないよう国際的に尊敬できる対応ともてなしを提供する必要がさらに出てきたのがわかる海外の反応でした。
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