愛鳥家の皆さん、バードおむつって聞いたことありますか?
その名の通り買っているインコやオウム用のおむつで、海外で流行しているものが日本にも上陸しました。
インスタグラムに自分の愛鳥にハーネスを付けてお散歩に行っている様子を映す人もたくさん!
今後日本のペットストアなどでバードおむつやフライトスーツがもっと販売されるようになると思いますが、実は自分で作った方がはるかにお得でかわいいのです。
この記事ではバードおむつの簡単な作り方、またフライトスーツのDIY方法を紹介していきます。
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バードおむつは簡単に作れる【DIY動画を紹介】
上記の動画は海外で自分のインコ用た「バードおむつ」の作り方を解説してくれています。
アクセントのある英語だけど、やっている内容を見れば誰でもできそうな簡単なものです!
手順をざっくり解説すると下記になります。
- 愛鳥の大まかなサイズを測る
- 紙に型を書き出す
- 伸縮性のある布(かわいいものでもOK)とリボン、ゴムを用意
- 型よりも大きめに生地を切る
- 必要な個所を縫っていき、ゴム、リボンをつける
↑は動画に出てくるインコさんのだいたいの寸法です。
またハーネスの紐もバックル式に自由に伸ばせたり短くしたりできる方が実際にお散歩に行ったとき鳥さんの行動範囲をコントロールすることができます。
↓の動画は日本人の方が作られたものを購入したバードおむつ及びフライトスーツです。
この方自身が作ったわけではないみたいですが、オンラインの手作りサイトminneなどでバードおむつやフライトスーツを専門に作る出品者さんも最近出てくるようになりました。
バードおむつのメリット
バードおむつはその名の通りインコちゃんのフンをキャッチしてくれるもの。
放鳥時間が長かったり、1日中飼い主さんの肩にとまるほど絆が深い場合はバードおむつは重宝します。
このような場合バードおむつが無いと飼い主さんが気づかないところで鳥さんがフンをして、そのまま乾いてしまう時があります。
すると乾燥したフンは粉になりハウスダストの一部となって少しずつ摩耗されていくのですが、飼い主さんやご家族でアレルギーを起こしてしまう可能性もあるのです。
これはフンに限らず、新しく生え変わった羽の脂粉でも言えることですが、家族の健康リスクとなるものは排除するに越したことはありません。
バードおむつを付けてあげることで家を清潔に保てるんだね。
バードおむつのデメリット
一見飼い主さんと家族にとって最高なバードおむつですが、デメリットもあります。
1.長時間鳥さんに付けるとうんちが溜まってしまい、おしりの羽にくっついてばい菌が繁殖しやすくなる。
鳥類はいつでも飛びたてるように人間よりもかなり代謝が早く、フンも1日に何回もします。
その分バードおむつを取り替える頻度を考えてあげないと、すぐにおむつがパンパンになりフンが肛門にくっついたままになってしまったり、お尻の羽にこびりついて取れなくなってしまいます。
確かにバードおむつはフンをしても直接お尻にくっつかないように設計されていますが、量が増えれば別の話です。
その場合はばい菌が繁殖して鳥さんの健康を害すことがあるので、飼い主さんはきちんとバードおむつを取り替えてあげる必要が出てきます。
2.鳥さんがバードおむつやフライトスーツを付けるのを嫌がる
もしバードおむつやフライトスーツに慣れていない鳥さんだったり、すっかり大人になってしまった鳥さんの場合は体にくっついた「異物」と認識して、逆にストレスをためてしまうこともあります。
鳥さんがストレスをためてしまいことになったら本末転倒なので、すぐに使用を中止してあげましょう。
3.洗う必要がある
言うまでもありませんが、一度使用したバードおむつは手でフンを取ったうえで洗う必要が出てきます。
また乾燥させるのにも時間がかかるので、もし慣れさせたい場合はあらかじめ何着か交代で使えるものを用意しておかなければなりません。
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バードおむつは作り方が簡単で、ネットで買うよりお得
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バードおむつは手作り専門の通販サイトで購入したり、今や楽天やアマゾンでも通販で買える時代になりました。
しかし気になるのはそのお値段。
自分で作った方がはるかにかわいくアレンジもでき、そして経済的なのです。
一着買うくらいだったら自分で作り方を覚えてDIYすれば数着できちゃうよ!
今の段階ではまだバードおむつやフライトスーツの需要と供給ポイントが決まっていないのか、手作りDIYの方がメリットばかりあるように思えます。
今後開拓されていく商品になりうるので、簡単に作れるよという方はアンテナを張っておきましょう。
フライトジャケットはインコやオウムの毛引き症や出血を防ぐ
犬や猫などにも言えることですが、動物に服を着せるのは何もおしゃれやかわいいからだけが理由ではありません。
大事なペットが手術をした後などに、傷口をなめて悪化させたり、塗った個所をいじってしまわないように皮膚を守る用途にも使われるのです。
体が大きければ大きい鳥さんほどあり得る話です。
「傷が治るまで」と一時的でも、警戒心の強い彼らにとってバードおむつやフライトスーツを付けたことがトラウマとなり、飼い主さんとの信頼関係にも関わってしまう場合があるので鳥の獣医さんと相談し、鳥さんに無理の無いよう治療を進めていくのが重要となります。
愛鳥のストレスにならない範囲で
愛鳥のサイズを大まかに測り、紙の型を作って手縫いで仕上げたバードおむつでも、せっかく作ったのに寄り付きもしないほど嫌ってしまう鳥さんもいます。
原因は人間にはわからないほんの些細なことかもしれません。
もしかしたらおむつの色が人工的すぎる、というだけで毛嫌いしてしまう鳥さんも中にはいます。
実際オカメインコは紫外線をその目で見ることができると言われています。
そうした場合は「1枚の写真のためだけ」とは考えずに、鳥さんが嫌がる場合は潔く諦めることが大事です。
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【まとめ】バードおむつの簡単な作り方【インコの服、フライトスーツDIY】
海外のインスタグラムなどが火付け役となり、日本でもフンを受け止められるバードおむつやハーネスを付けて愛鳥と一緒に散歩できるフライトスーツが注目を浴びるようになりました。
アマゾンや楽天などのネット通販でも手に入りますが、サイズが限られているうえ自分で服をDIYするよりもかなり高額になります。
もし愛鳥がまだ幼い場合は作ったスーツを何気なくおもちゃの中に混ぜたり、一緒に遊んだりして慣れてもらってからそっと付けてあげてみてください。
どうしても慣れないで嫌がる子もいますが、もしかしたらその子が成長したら一緒に青空の下散歩に出かけることができるようになるかもしれません。
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