奥野卓志氏はなぜ花束をフロイド・メイウェザー選手の足元に投げ捨てたのでしょうか?
その行動の根底には極度の「メイウェザー嫌い」、と「非礼には非礼で返す」というパフォーマンス的な要素が隠れた炎上戦略だったのでした。
奥野卓志氏は日本を舞台に行われた世界発信の場で炎上行動を取ることで、自身が持つメイウェザー選手への恨みをぶつけた形となりましたが、それはあくまで個人の自己満足。
世界的に人気のメイウェザー選手へのこの対応は日本に泥を塗るだけの結果となり、日本国内でなく世界中で格闘技ファンたちが奥野卓志氏の個人的な「暴走」にあきれ顔を隠せません。
この記事では、なぜごぼうの党の
奥野卓志氏が花束を投げ捨てたかの理由の解説と、メイウェザー選手のビジネススタイルを紹介していきます。
奥野卓志氏【ごぼうの党】がなぜ花束を投げたのかはメイウェザー選手が嫌いだったため
2022年9月25日に埼玉スーパーアリーナで開かれたフロイド・メイウェザー選手対朝倉未来選手の試合が行われました。
試合前に両選手がリングに上がったところで伝統の花束贈呈が行われましたが、ごぼうの党の奧野卓志氏が登場し花束を腐敗伝説を誇る世界的人気格闘家のフロイド・メイウェザー選手の足元に投げ捨てたのでした。
メイウェザー選手は自らかがんでその花束を拾い、試合は開始されます。
RIZIN主催のフロイド・メイウェザー選手は海外ファンの予想通り勝利し、後のコメントでは日本文化への尊敬と「また帰ってきたい」とまるで奧野卓志氏の行動はなかったかのように日本に対し敬意を払う立派なアスリートとしてのスタンスをキープしたまま日本を去ります。
結果的に一方的な感情をぶつける形となった奧野卓志氏は、その後自分の行動に対してインタビューにて答えます。
奧野卓志氏のメイウェザー嫌いを理由にごぼうの党と自分の売名行為を行う
【RIZIN】“メイウェザーへ花束投げ捨て”を榊原信行CEOが断罪「品性下劣な男をリングに上げたことを謝罪」
— シバズケ (@shibazuk002ddt2) September 25, 2022
榊原CEOの辞任レベルだろうね
そこまでしないと、ごぼうの党の奥野だって責任を感じるでしょう
#RIZIN38#榊原信行#奥野卓志#ごぼうの党 https://t.co/K4XgDvoYVL
奧野卓志氏は2018年に個人的にメイウェザー選手と直接話す機会があったとのこと。
この情報だけでも十分嘘くさい(理由は下で説明しています)のですが、「やたらお金の話をしたがる」、「いちアスリートとしてどうかと思った」など彼との会談ではよい印象を奧野卓志氏は受けなかったようです。
良い印象どころか嫌悪感しか生まれなかったそうで、彼や格闘技に対する「非礼」として奧野卓志氏は受け取ったのでした。
「非礼には非礼を」が花束を投げる理由だったみたいですが、同じ土俵に立つ辞典でずいぶん稚拙ですね…。
しかし今回の事件「ごぼうの党」の名前をこの度の炎上で初めて耳にする人が多いのではないでしょうか?
炎上してしまったので嫌でも覚えてしまった人がほとんどでしょう。でもこれが炎上商法で奧野卓志氏が狙っている効果なのです。
しかし海外のメイウェザー選手のファンは奥野卓志氏が見せたパフォーマンスを見て失笑するだけでした。
試合に出場するためにすでに金をもらっているメイウェザーがそんな些細な事気にするわけないだろ!
そう、奥野卓志氏はメイウェザー選手を怒らせるどころか日本の舞台でこのような態度を取ることで日本に泥を塗るだけの結果となったのです。
ごぼうの党奥野卓志氏の花束を投げた結果は炎上だけではない
奥野卓志氏は当日の自分の行動について東スポのインタビューに「非礼には非礼を」を含め答えていますが、下記についても供述しています。
「記者会見を開いて、ごぼうの党の宣伝をしてやるから1000万円払え」とか金の話ばかり。そんなのがスポーツ選手とかアスリートと言える? そういう売り方をしているかもしれないが、対戦相手へのリスペクトがない。ずっとメイウェザーには良い印象がなく、5億とか10億払って、将来ある日本の選手がダシに使われているような気がしていて、疑問を感じていた。(東スポより引用)
仮にも「ごぼうの党」で政治家をやっている方が「金の話ばかり」とコメントするのはかなり皮肉に感じました…。
奥野卓志さん、自分が「政治家」ってのわかってる?世の中の大半の人は、政治家嫌いな理由も知っているよね…?(苦笑
フロイド・メイウェザー選手のマネージャーは彼と家族ぐるみで近しい人ばかり。年齢も年齢なのと不敗伝説が彼の「売り」であるのに、それをビジネスとしているだけ。もちろん、それは「フロイド・メイウェザー」というアスリート・スポーツ選手のブランドの一つです。
つまり奥野卓志さんはメイウェザー選手のことを知らずに、自分の価値観だけで勝手に嫌ってたんだね。
相手の生い立ちやビジネススタイルを知らずに思い込みや決めつけで炎上機会を利用する。「対戦相手へのリスペクトがない」のは果たしてどっちでしょうね?
炎上するとかしないとか人の意見は関係ない。誰にどう思われようとも自分は自分だから。(東スポより引用)
奥野卓志氏はこう言っていますが、自分の名前および「ごぼうの党」の売名行為としてRIZINの機会を利用したのは明白です。
確かに彼の名前や党については人に覚えられたでしょう。
しかしこの問題、「自分は自分だから」では片づけられないほど日本に汚名を付けてしまったことなっています。
「これが日本の『もてなし』?やっぱりオリンピックでは無理しちゃってたんだ」
「メイウェザーに対して誰、この日本人?」
「目立ちたがり屋だったのかな、メイウェザーの前ではnobody(小物)なのに」
上記のような同情の声が海外で上がっているほか、「日本の格闘技に対するリスペクト、伝統はゴミだ」というメッセージを世界に発信してしまったのです。
こうなる結果を先見できなかったのはさすがに愚かとしか言いようがないと言えましょう。
炎上するなというのは、やる前から分かっていた。それでもごぼうの党を知ってくれたらいいなという気持ちでやっている。僕はこの国をなんとか守りたい気持ちでやっているだけ。(東スポより引用)
この発言も皮肉にも「日本の品性・格闘技に対する姿勢は限りなくレベルが低い」と日本と世界の人々は受け取ってしまうことに。
『日本を守りたい気持ち』があるなら何でその逆になるようなことやったの?笑
奥野卓志氏は自分個人をRIZINのイベントや格闘技ファンよりも優先して、ねちっこく矮小な「恨み」を表現したのでした。
でもこの記事を読んでいる皆さん、考えてください。
自分を最優先するような人間が政治にこうして関わっているから、市井が抱く不信感や嫌悪は消えないのです。
仮に奥野卓志氏が政治家として力を持つようになったら、どうなるかこの炎上で浮き彫りにされてしまったのでした。
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メイウェザー選手のビジネススタイル【商談だけで4百万ドル】
上の動画は2021年にペイパービュー試合でアメリカのインフルエンサー「ローガン・ポール」選手と戦った時のハイライトです。
メイウェザー選手は過去にもパッキャオ選手やマクレガー選手とここ数年試合を行っており、全世界が注目していました。
彼に試合の申請や商談を持ちかけるだけでも、4百万ドルを先払いしないといけないよう彼のマネージャーがしっかりと管理を行っております。
そうしなければ世界屈指のチャンピオンである彼はラスベガスにある自宅から一歩も出ないことで格闘技ファンの間では有名です。
しかもあくまでこのお金は彼と交渉するためだけのもの。何とか試合にこぎつけることができてもフライト代、スタッフやマネージャーの滞在費、食費などかかる費用は全て相手持ちになります。
格闘技の世界もお金が動いて初めて面白いイベントが実現するのです。格闘技だけでなくても、どの業界でもトップクラスになると同じことが言えます。
まとめ【ごぼうの党奥卓志野】なぜ花束を投げ捨てたか【売名パフォーマンス】
ごぼうの党の奥野卓志氏は来日したメイウェザー選手の前でなぜ花束を捨てたかの理由は、完全に売名パフォーマンスでした。
東スポが彼にインタビューをしましたが、世界を舞台にするメイウェザー選手との規模と器の違いが如実に出るだけの結果となりました。
彼が「守りたい」と言っている日本の顔に泥を塗った印象だけが残る、残念な行動として終わったのでした。
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