先月の下旬にアメリカのユタ州の砂漠で発見された3.6メートル以上の巨大モノリスが生物学者により発見され、世界中で話題となりました。
多くの陰謀説・宇宙人マニアが押し寄せる前に、発見からわずか10日で忽然とユタ州から姿を消しましたが、その後ルーマニアやカリフォルニア、イギリスのワイト島で酷似したモノリスが次々と発見されてはそのニュースが広まりました。
この記事ではモノリスの製作者や実行犯、彼らの目的について解説していきます。
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モノリスの製作者はアメリカの芸術家団体が話題性を狙う
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最初のモノリスがアメリカのユタ州で発見された途端、「宇宙人か?」「何のために誰が置いたのか?」「いつからそこにあったの?」など世界中で話題になりました。
最初のモノリスは発見後すぐに姿を消しましたが、その後ルーマニアで一つ、カリフォルニアでもう一つ、最も最近ではイギリスのワイト島でも酷似したものが発見されました。
彼らの公式サイトではモノリスが470万円で売られ、既に買い手がついて売り切れ状態となっています。話題性だけが目的だったのではなく、モノリスの売却で活動資源を得る結果となったための長期的な計画だった可能性も視野に入ってきます。
ちなみにルーマニアのモノリスは「作りが乱雑」として第3者が模倣したものとの見解が高まっており、イギリスに出現したものについては誰も製作者として名乗り出ていません。
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故彫刻家ジョン・マククラッケンの作品と酷似【犯人名が判明】
(引用:https://www.nytimes.com/2020/11/27/arts/design/john-mccracken-utah-monolith.html)
アメリカの匿名団体がモノリスの制作を名乗り出ていますが、ニューヨーク・タイムズ紙では一人の彫刻家に焦点をあてました。
彼の名はジョン・マククラッケン氏で、生前にアート展でユタ州で発見されたモノリスと酷似しているオブジェを披露しています。
タイムズ紙では彼の息子であるパトリック・マククラッケン氏をインタビューし、彼の父親について尋ねました。
実際にモノリスそのもののアートをギャラリーに展示していることから、匿名団体よりも信憑性があるようにも思えます。
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ユタ州のモノリスは4人グループにより撤去【犯人候補が判明】
ここでさらに実行犯と思われる3つ目のグループが登場します。
彼らは始めに発見されたユタ州のモノリスを解体している動画をユーチューブに投稿し、匿名ではなく自分達の名前まで公開しました。
上記の動画では静止画の後に荷運び用の手押し一輪車で解体されたモノリスを撤去している様子を見ることができます。
そうなると、冒頭で紹介した匿名団体がサイトで売りとばしたモノリスはユタ州に設置されたものだったのでしょうか?あるいはクリステンセン氏とルイス氏も匿名団体のメンバーという可能性も浮かび上がります。
あるいは上記の動画の撤去作業が夜行われたことから、ただの鉄板を移動しているだけという事も考えられます。
ネット上はすでにモノリス疲れ
常に情報に貪欲なソーシャルメディアにて話題性のあるモノリスでしたが、立て続けに複数出現したことや、名乗り出る団体や個人が出てくる事態になった今はもう初期の神秘性が全く失われ、ただのやらせとしか人々は見ていません。
モノリスのミステリーや秘密に誰もが夢中になる前に撤去されるだけでなく、模倣犯まで出て来た今となってはもはや流行以下になってしまいました。
未知への期待に胸を躍らせていた世界中の人々も、もうすでに飽きてしまった過去のニュースとなりました。
モノリスの製作者は芸術家団体【犯人候補が判明】まとめ
アメリカのユタ州の砂漠で発見されたモノリスの制作者と語る匿名団体が現れ、470万円で同じつくりのモノリスを売却しました。
またモノリスを撤去したグループは実名で名乗りを上げ、鉄板を夜のうちに運ぶ動画をアップしています。
宇宙に関連する神秘的な謎を解明する手がかりと期待していた世界中の人たちが、もはや「モノリス疲れ」となって新しい個所に発見されたとしても白けるばかりとなってしまいました。
ユタ州の砂漠から始まったモノリス騒動についての関連記事歯こちら
⇒ モノリスがユタの砂漠から消えた【いたずら・やらせ説濃厚】
今後さらに同じようなオブジェが発見されたとしても、もはや最初のモノリス程の話題性を持つことが無いのは確かです。
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