【2021年東京オリンピック開催は無理】スポーツ会場・観戦の現状

 

2020年夏に開催される予定だった東京五輪・東京オリンピックですが、来年の2021年に延期になるとIOC(国際オリンピック委員会)が決定しました。

 

予定された開催まで9か月程しかないこと、世界で猛威を振るい続け衰えない病気、また治療薬も開発されていない状況を踏まえ、「2021年の東京オリンピックも開催は中止かも」、「まだこんな状況じゃ観戦するのも危ないし、チケットを持っていたとしても無理。行かない」という声が日に日に多くなってきています。

 

この記事では2021年に開催予定の東京オリンピックが実際に実行されるかの可能性を含め、野球やプロレス、ホッケー等スポーツイベントの現状の様子を伝えていきます。

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【2021年東京オリンピック開催は無理】スポーツ会場の席に工夫

 

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野球は通常のシーズン通りに開催されていますが、最初は無観客試合だったのがだんだんと観戦者を球場に入れているようです。しかし上記の画像(名古屋ドーム)での観客のいり具合が見れるように、席は1席ずつ空席にしてばらけて座ったりと工夫がなされているのが分かります

 

ホッケーや相撲、プロレス等のスポーツでは1人が購入できるチケットも〇枚までと制限を設け、実際に席に座るのは友人同士で楽しもうとしてもソーシャルディスタンスを保たなければならなかったりと様々な制限が設けられています

 

また開催側や実際のスポーツの試合会場となる責任者やスタッフは、選手が使う道具であったり観客が触れると思われる席を始め手すりなどの消毒をこまめに行わないと感染者が発生してしまうのでチケットの売り上げ以上に人件費がかかる状態が続いています

 

 

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恐る恐る、少しずつ各イベントのファンがもっと参加できるように流れを持っていきたいのがスポーツを含むイベント系のビジネスですが、1回でもクラスターが発生したりと失敗をしてしまうと今まで「安心して試合を楽しめる」環境づくりをしてきたのが水の泡になってしまいます。

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【2021年東京オリンピックは無理】会場の観戦体制が変わる可能性も

 

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夏のオリンピック競技は冬よりも「屋内」で競われるものが多く、その分上記で述べたように会場を清潔に保つ消毒液や使い捨て手袋を誰でもすぐ使えるような場所に設置するのは当然で、マスク着用は必ず守らなければ会場内に入ることはできない可能性が高いです。

 

東京オリンピックではサーフィンなどの新しい種目もあり、会場が「ビーチ」という開けたエリアで観戦できる競技もあります。長距離マラソンなども閉じ込められた空間で行う競技ではありませんが、それでも路上で応援する人々に制限がかかる可能性が非常に高いでしょう。

 

注目したいのはこうした「誰でも自由にふらりと立ち寄れる」広範囲の場を混乱からどれだけ制御できるかになります。例えばマラソンを路上で応援する人々がいて2メートル以上の距離を持っていたとしても、マスクをしていない人間がふらりと競技の様子を見ることもできるのです。

 

そして試合の実況は全世界の報道されることになるので、「マスクを付けていない」人間が世界に報道されるだけで「日本は世界が危機になっているのに危機感を持っていないのか」、「海外から選手を迎え入れているのに、マスクなしでいるなんて私達の国を代表する選手に何かあったらどうするんだ」という厳しい目を向けられるばかりか、日本と外交が上手くいっていない国は「個人的な(国同士の)攻撃あるいは嫌がらせ」と受け取られても不思議ではありません。

 

世界に見られているという意識を持ち、良い感染対策の例になる必要が開催国である日本にはあるのです。外国人選手が安心して全力を出せるように環境を整える責任があります。

 

以上を踏まえ、選手や選手の家族、友人、観戦客も安心して楽しめるイベントにするためにも今までのようなオリンピックのように会場に人がギューギュー詰めになって観戦するスタイルとは違った体制を取る必要性が出てきます。

 

国内でもレストランやカフェ、タクシーで「マスク着用」でもめているようでは来年2021年になってもオリンピック開催は無理で、中止にした方が日本が恥をかかないという考えの人もいるほど。「マスクでもめているようでは東京五輪・オリンピック開催は無理」という指摘があっても、残念ながら今の日本では反論できない状態です。

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【2021年東京オリンピック開催は無理】スポーツ会場・観戦のまとめ

IOC(オリンピック開催委員会)は今年のオリンピックを2021年の夏に延期する方針を固めましたが、多くの人は「東京オリンピック開催は無理」、「今度は中止になるのでは」と今の日本の状態を見ながら予想しています。

 

国内でも相撲や野球、プロレスやホッケーなど人気イベントは少しずつ観戦客を増やして様子を見ていますが、多大な人件費を払っている上に大きなリスクを試合の度に抱えています。

 

2021年には世界中の目が集まっても誇らしく胸を張れるようなモラルを持ってイベントを運んでいく必要があります。

 

 

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