普段家庭の中で、ついつい後回しにして
しまいがちなのが
「水周りの掃除」ではないでしょうか?
なんとなく、普段の掃除機や片付け、
ほこりとりなんかと違って、
そこまでこまめに掃除する人は
少ないのではないでしょうか?
わかってはいるけど、
なかなかやる気になれない・・・
と億劫になっているうちに、
気付いたら汚れがひどくなってしまったり
悪臭がなんとなくしたり、
ぬめりがひどくなったり、
はては水が流れにくくなってしまったり・・・
そうなってしまうと少し厄介ですよね。
そんなときに手軽にできる
配水管のつまりをとるお掃除について、
この記事でご紹介していきます。
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ピーピースルーとは?ドンキやカインズで買える洗浄剤
「ピーピースルー」という
薬剤をご存知ですか?
ドンキやホームセンターなどで
販売しているので、気軽に手に入る、
配水管の詰まりを綺麗にしてくれる洗浄剤です。
配水管の髪の毛や
ヘドロや汚れ・・・困りますよね。
ピーピースルーは強力なアルカリ性で、
しつこい油汚れなんかもしっかり除去して
配管の詰まりを解消してくれます。
そして用途によって使い分けできるように、
四種類が販売されています。
どのような特徴をもち、
どういったケースのときに
使えばいいのでしょうか?
ピーピースルーのKとFの違いは?効果的な使い方
今回は比較的手に入りやすい、
ピーピーシリーズの中で、
KとFの違いについて調べてみました。
まずピーピースルーFの方は、
市販で売られているので
一番手に入りやすいです。
アルカリ性の濃度も
ほかのシリーズのなかで一番低いため、
怪我などに発展してしまう
可能性が低いため、一番安心して
安全につかえる商品です。
家庭の一般的な汚れ程度には、
これで十分綺麗になりそうです。
アルカリ性が低いといっても、
ほかに売られているパイプ掃除の
一般的な洗浄剤よりかは強いので、
洗浄力は抜群です。
使い方も、とっても簡単。
顆粒状なので、排水溝にかけてから
水で流しつけ置きし、
一時間ほどたったら洗い流すだけです。
続いてKの方です。
Kは基本的に簡単には手に入らない、
いわゆる業務用に使われている洗浄剤です。
Fに比べ、アルカリ性は
高くなっているので、
取り扱いには十分
注意しなくてはいけません。
うっかり肌についてしまったりすると
とっても危険です。
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怪我にならないように
慎重に取り扱うように注意を払ってください。
使い方は、フレーク状の中身を
排水溝のまわりにまいて、
水で配管まで流し、つけ置きして流します。
ほかのところに間違って
かかってしまった場合は、
成分にもよりますが、
溶けてしまったりする場合があるので
気をつけてください。
以上の違いがあります。
基本的に家庭で使う場合は、
まずFを使用してみて、
それでも汚れがおちないとなれば
Kを使用するというかたちで
いいでしょう。
固まる場合や威力が強すぎる場合は配管を溶かす場合も!
ピーピースルーでの
配管掃除の仕方はわかりましたね。
ですが、薬剤が固まってしまって
詰まってしまったり、
薬剤が強すぎて配管を
いためてしまうこともあるんだとか。
なぜそのようになってしまうのか、
原因を探ってみました。
まず固まってしまうという問題。
ピーピースルーは、
そもそも顆粒状やフレーク状で、
水と反応して薬剤が液状になります。
その際に発熱をしながら
薬剤が溶けていくのですが、
溶かしながら流し込まないと、
途中で凝固したまま
詰まってしまうことがあるのです。
もし心配な場合は、
バケツや洗面器であらかじめ
水と混ぜて固まらないように
溶けるのを待ち、その後配管に
流し込むという方法もあります。
自分のやりやすいやり方で
やってみてください。
そして配管を溶かしてしまうというのは、
つけ置き時間が長くなっていたりすると、
アルカリ性の強さが
それなりにある薬剤なので、
悪くしてしまうというこです。
時間はちゃんと守ってつかいましょう。
使用時は必ずマスクをして手袋をつけて換気を
正しく使えば掃除の際に
強い味方になるピーピースルー。
しかし市販で売られている洗浄剤の中では、
かなり洗浄力の強いものになるため、
取り扱う際には注意が必要です。
粉状の薬剤が舞い上がったり、
水と溶けた際に発生する蒸気なども
まともに体内に入れてしまうと危険なので、
必ず換気をした場所で、
マスクをつけて使用してください。
また、万が一皮膚についてしまったり
しないようにするため、
掃除用のゴム手袋などを
着用するようにしてください。
これで配管も気持ちも
すっきりしてすごせそうですね。
まとめ
ピーピースルーはドラッグストアや
ドンキホーテで手に入れることができます。
強めの薬剤なので、使い方を
間違ってしまうと配管を溶かしてしまう
危険もあるほどです。
対策としては水で一旦溶かしてから
掃除したい排水管に流し込み、
つけ置き時間をきちんと
守るようにしましょう。
また劇薬でもあるので、
使用する時はゴム手袋と
マスクを着用し、間違っても
手で触れたり、吸い込まないように
注意することが重要です。
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