ピアスをあけた時は6か月程
通常よりも太めの芯のものを入れっぱなしにします。
ピアスの穴を少し広げ、確実に穴に皮膚を
形成させるためです。
しかしファーストピアスでも何でもなく、
何年も前に開けたピアスホールや
その周辺にしこりができてしまう場合もあります。
皮膚の状態によっては細菌に感染して
膿や血が溜まってしまう事も。
PICK UP
▼その他よくあるピアストラブルについて▼
スポンサーリンク
ピアスのしこりは触るとばい菌が入り余計腫れて痛くなる
ピアスを開けた瞬間に、その部分は
「傷」として身体に認識されます。
そのため、体は一生懸命その部分を治そうとし始めます。
ピアスをあけるのは一瞬で、
思ったよりも痛くないのでれっきとした「傷」だという
認識をしない人が多いですが、
もし手の甲や指を切ったとしたら、殆どの人が
バンドエイドを貼ったり、なるべく触らないようにするでしょう。
ピアスも本来はそうすべきなのです。
なので開けたてのピアスホールは
「ピアスの芯を定期的に回転させないと皮膚がくっつく」
という噂の真逆で、なるべくいじらないようにするのが
理想となります。
今まで何も無かった耳に何かがくっついている、
しかもそれがアクセサリーとなると
気になってしまうのも理解できます。
傷の治りかけの状態まで行くと
ピアスホールの部分がかゆくなって
ついつい無意識に触ってしまったりとすることでしょう。
しかし新鮮な傷にそういった刺激は逆効果!
症状を悪くしてしまうだけなのです。
洗っていないばい菌だらけの指で
切り傷をこねくり回すのと同じなのです。
そうするとピアスホールから体へ
菌の侵入を防ごうとして死んだ白血球が膿へと変わったり、
悪い血が耳たぶに溜まってしまったりするのです。
ぐりぐりいじればいじるほど悪化するので注意
ピアスホールにしこりができたり、
血が出たり膿んだりするトラブルが出たら
最も良い行動は「放っておくこと」です。
市販にピアスホールを綺麗にしてくれる
糸状のツールがありますが、
それをするにはピアスを外さないといけません。
まだホールの中の皮膚が形成されていない状態で
ピアスを抜いてしまうと
また付ける時に生々しい傷にピアスの先端を指し込もうとし、
不必要な刺激を与えてしまいます。
開いた傷に清潔ではないピアスの先端を
つつき続けるのと同じです。
アメリカなどの西洋の文化では
生まれた女の子の赤ちゃんにピアスをあける習慣が
まだありますが、不思議と彼女達は
しこりや膿、血などのトラブルに会いません。
理由は簡単。
「耳をいじらないから」
それだけです。
しこり、膿、血、腫れなどのトラブルが起こったら
とにかく耳たぶを刺激しないことが最優先です。
夜寝る時もできるだけ枕カバーと耳が接触しないように、
上向きで寝るのが最も良いでしょう。
どうしても横向きでしか寝ることができなかったり、
無意識のうちに横向きになってしまう人は
就寝前に耳たぶエリアに清潔なガーゼを貼っておくと良いでしょう。
この時ガーゼの繊維がピアスに
引っかからないようにするのが重要です。
毎日新しいものに変えない限り
枕カバーはあなたが思っている以上に汚れているので、
しこりや腫れを悪化させないように工夫しましょう。
腫れや膿がピアスの穴から出てきたら消毒を
もしピアスホールをギュッとつまんだ時
白や黄色の膿や血が出てくるようならば、
ピアスを付けたまま耳たぶを消毒しましょう。
スポンサーリンク
おそらくあなたの家にすでにあるもので
きちんと消毒できてしまいます。
洗顔フォーム
いつも顔を洗う用に使う洗顔フォームを
泡立てネットや100均で売られている泡立てポンプを使い
濃い密度の泡を作りましょう。
そのままその泡を耳たぶに付けていき、
直接耳たぶに触れないように泡洗浄をしていきましょう。
綺麗な水やお湯で洗い流し、
使われていない清潔なタオルで
刺激を与えないよう優しくおさえるように
水分を拭きとります。
塩水
水かお湯に塩を少し混ぜ、塩水を作りましょう。
スキンケア用コットン2つをそれに浸し、
それぞれの耳たぶにかぶせましょう。
そのまま5~10分おいてからコットンを取り、
水で濯いでから清潔なタオルでふき取りましょう。
消毒用ジェル
ピアスホールをきれいにするための専用ジェルもあります。
ジェルを細いめんぼうの先に取り、
ピアスの周りをなぞるように朝晩とケアをしていきます。
この方法だとピアスを外さなくても
消毒し、清潔な状態に保つことができるので
おススメです。
|
まとめ
ピアス穴にしこりができたり、
膿や血がたまったり腫れたりしたら
変にいじらないようにするのが一番です。
少し痛い状態で耳たぶが熱を持っていても
手や髪で触って不必要にばい菌を付けないようにしましょう。
夜寝る時も枕カバーが耳に触れるだけでも
しこりや腫れが悪化するので、
ガーゼを耳たぶか耳全体にかぶせてから寝るのが無難です。
痛みを和らげたり消毒したい場合は
よく泡立てた洗顔フォームや塩水で
優しく耳たぶを洗い、清潔なタオルで優しくおさえるように
水分を拭きとってあげましょう。
スポンサーリンク