賃貸の安いアパートのユニットバスなどのトイレは
ウォシュレット等はまだついていなく、
座るとひんやりするひと昔前のものが設置されている場所も
殆どです。
厄介なのは、便器と便座の大きさが違ったり
設置部分のプラスチック部品が摩耗してしまったりして
便座に座るたびに便器のヒヤリとした感覚が
お尻にあたってしまう時。
実際、不衛生で不快極まりないですよね。
だからといって座るたびに便座を調節したり、
お尻をつけないで用を足すのも落ち着いてできません。
もし便座がウォシュレットだとしても、
便器とのかみ合わせの位置とか本当に微妙なずれかもしれませんが、
気になってしょうがないのです。
この記事では便座のずれの直し方や
普段使っている便座のタイプについて詳しく紹介していきます。
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便座と便器の長さを見てみよう。エロンゲートが便利
まず便器にはサイズが2種類あるのをご存知でしたか?
- 標準サイズのレギュラー
- 大型サイズのエロンゲート
の2タイプがあるのです。
便座のサイズも同様でレギュラーとエロンゲートがあります。
便座は便器にネジで取り付けられており、
その取り付け部分から先端までの長さが、
レギュラーだと440mm、エロンゲートだと470mmで、
約3cmの差があります。
ちなみに先端というのは水が入ったタンクの反対側を意味します。
便座の穴にも違いがあり、レギュラーは先端が途切れた形で、
エロンゲートは先端がつながったドーナツ型になります。
ただ、以前に小さいと感じた便器でドーナツ型の便座が
付いていたものがあったので、もしかしたらドーナツ型の
便座が付いたレギュラー便器の場合もあります。
なお、現在はエロンゲートがほとんどで、
レギュラーは古い型の便器と便座の組み合わせとなり、
新しく作られてはいないようです。
便座を変える時には、どちらのグループに当てはまるか、
事前に確認しておくとスムーズに話が進むでしょう。
もしどちらか分からない場合は
エロンゲイトの中にはレギュラーサイズの便器にも
使えるものも販売されているので
迷ったらエロンゲートを選びましょう。
暖かい便座はこちらの商品が人気です。
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暖房機能が無いものだと安くなります。
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便座のずれを直して固定。意外に簡単
便座の慣れを修正する方法ですが、
便座はネジで便器に固定されていて、それが緩んだことにより、
がたつきやかたよりが出ることが多いようです。
長く使っていたり強い衝撃が加わったりすると、
便座自体が変形する可能性も無くはないと思いますが、
素材などから考えて耐久力が低いものでもないので
まずはネジの緩みを疑ってみるのが妥当です。
ただ、このネジがどこにあるかは
ちょっと探さないと分からない場合もあります。
便座自体とウォシュレットのメーカーや製品で異なり、
さっと見てわからないようなら、製品名や製品型番で
調べる必要があります。
製品名や製品型番は大体の場合フタの裏にシールで貼ってあるはずです。
そうで無くてもわかりやすい場所に貼ってあることが多いので
普段見落としている可能性のある場所もくまなく見てみましょう。
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ちなみに我が家のトイレはフタの裏に貼られていました。
我が家のトイレを具体例にあげると、
タンク側で、ウォシュレットの操作パネルと反対側の側面に
本体着脱ボタンがあり、そこを押して、先端側にスライドさせると
ウォシュレットの操作パネルとフタを外すことができます。
そうするとネジがはまった板のようなものが出てきます。
そのネジが緩んでないかは手で触っても確認できるので、
確認だけなら器具は必要ありません。
緩んでいたら、それを締めて、実際に座って、
ずれやがたつきが改善されたかを確認します。
これで直らない場合には、ネジが取り付けられている板、
もしくは便座が変形、破損している可能性があります。
この場合は、便座のパーツを取り寄せて交換することになります。
古い場合はパーツが無い可能性もあり、その場合には
いっそのこと新しいものに変える方が
一部品を取り寄せるよりもストレスが無く手っ取り早いでしょう。
ウォシュレットの種類 シャワートイレとの違いは?
ウォシュレットにもいろいろ違いがあって面白いです。
ウォシュレットはメーカーのTOTOが使う独自名称で、
他のメーカーのものはウォシュレットでは無くシャワートイレなどの
異なる名称がつけられています。
とは言え、家電量販店などで探しているときは
客、店員ともにウォシュレットって言いそうですけどね。
お互いにイメージしやすいですし。
この記事でもウォシュレットで統一させてもらいます。
ウォシュレットのいろいろな違いに話を戻すと、
便座がセンサーによって自動的に開閉するものや、
水流を柔らかくしたり、強弱に変化をつけたりといった特徴です。
また温水の温め方に、瞬間式と貯湯式の2つの方式があり
瞬間式はウォシュレットを使うタイミングで温水を作り、
貯湯式はポットのように常に温まった状態を保つ方式のものがあります。
瞬間式は本体を購入するときに高くなるのですが、
電気代は貯湯式のおよそ半分になり、省エネなのでエコです。
まとめ
便座のずれが気になったら、便器に固定するネジが
緩んでいないか確認してみてください。
ネジの場所は、ウォシュレットとフタを外すと出てきます。
フタの外し方はウォシュレットの操作パネルと反対側に
スイッチがあり、そこを押して、タンクと反対側にスライドさせれば
取り外すことができます。
メーカーや製品によって違うことも考えられるので、
スイッチが無い、ネジが見える場所にない、ということであれば、
製品名、製品型番で検索してみてください。
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