【冷蔵庫が壊れた時どうしたらいい】コンセントを抜いても大丈夫か

(2022年9月29日更新)

 

冷蔵庫の電源がいつの間にか切れていたことはありませんか?

 

そんな時、頭に浮かぶのは「故障」の二文字でしょう。

しかしこの段階で故障だと決めつけるのは少し早いです。

 

コンセントを抜いて放電することでまた冷蔵庫内が冷たくなる場合もあるからです

 

それぞれ冷蔵庫が壊れた原因が異なってくるため、下記の処方は自己責任で判断したうえで試してください。

 

この記事では冷蔵庫が冷えなくて故障した場合にコンセントを抜いて機能を確かめる方法と、冷蔵庫内の食材の質の保ち方について解説していきます。

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【冷蔵庫が冷えない時の応急処置】 コンセントを抜くのは正解?

 

冷蔵庫や冷凍庫が冷えなくなってしまったら、まず最初にすることは購入時についてきた「取り扱い説明書」を見ることです。

その中の「トラブルシューティング」で冷えなくなってしまった問題を探しましょう。

 

取扱説明書が見当たらない、あるいは無くしてしまった場合はネットで冷蔵庫のメーカーと製品名・モデル名を検索すればPDFファイルとしてオンラインで調べることも可能です。

 

具体的な解決策が記載されていたら、まずはその通りにするのが先決!

 

もし冷蔵庫の状態に当てはまるものが載っていなければ、自己責任でコンセントを一度抜いてみて放電してみると治ることがあります。

 

冷蔵庫の電源が勝手に切れてしまった場合には、1、2分ほどコンセントを抜いてみてください

 

冷蔵庫にたまった電気が原因で不具合を起こしていることがあるので、コンセントを抜き、悪循環に陥った帯電状態を開放し、一度放電するためです。

 

もし冷凍庫の壁が凍っていたり、製氷機の機能がある冷蔵庫の場合は氷が溶けだしてくるので床に水たまりができないように注意しましょう。

 

冷蔵庫の近くにはコンセントがある場合が多いからね。

 

一般的に水漏れを防ぐために冷蔵庫の最下層には水受けとなるトレイがありますが、冷凍庫内の氷の量が多い場合は受け止めきれなくなるので周りに水が漏れ始めてしまいます。

 

キッチンにはほかの家電も置いてある場合が多いため、雑巾やタオルで水が広がらないようにしましょう。

冷蔵庫のコンセントやコンセント周りの埃を掃除しよう

 

しばらくコンセントを抜いた後再び電源を入れますが、その前にコンセント周りのホコリを取り除いておきましょう

 

コンセントを差す前にホコリを除く理由はコンセントのホコリが火災の原因になる可能性があるからです。

 

電源プラグやコンセントの上に乗っていたホコリがプラグの抜き差しによって金属部分にくっついてしまいそのままコンセントに差し込んでしまうとホコリに電気が通り発火してしまう恐れがあるのです。

 

ホコリを綺麗に取った後コンセントに電源コードを差し込み、復活しなければ冷蔵庫が故障している可能性が高いです。

 

傷みやすい食材はクーラーボックスや発泡スチロールのケースに

 

もし発泡スチロールやキャンプに行くとき用のクーラーボックスが家にある場合は、傷みやすい魚や肉、卵や乳製品を保冷剤とともに入れておきましょう。

 

せっかく買った食品なので、野菜室に入っている野菜や傷みやすい食材はすぐに料理してしまうのも良いでしょう。

 

もちろん一気にあった食材を料理するのはふかのうなので、、冷凍庫にまだ氷がある場合はそれを取り出して二枚重ねにした容量の多いジップロックなどの袋に入れ、そこに残りの食材を入れ、袋の口をしばりましょう。

 

袋を二重にするのは溶けた氷が外に漏れてしまう可能性を下げ、袋に冷気を閉じ込めることが出来るからです。

 

この時毛布などでくるめば袋の外気による影響を受けにくくなり、より袋内の温度が上昇することを防げます。

 

製氷機を普段使っていなかったり、氷が全て溶けてしまっている場合はコンビニやスーパーに行けば100~200円で氷を買うことができます。

 

冷蔵庫のトラブルは多くの食材を無駄にしかねないので、つい焦って行動してしまいがちです。

 

食材を無駄にしないよう素早く対処することも大事ですが、さらなるトラブルを起こさないよう落ち着いて行動しましょう。

 

必要とあらば、ご近所やお隣さんの家の冷蔵庫・冷凍庫に食材を一時避難させてもらうのも良いアイディアです。

良い人間関係ができていることが前提ですが、きっと彼らも驚くと思うので、後日冷蔵庫が無事に治ったときは菓子箱を持って感謝の意を伝えに行くと良いでしょう。

 

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ブレーカーが落ちて停電した後冷蔵庫が自動で再起動しない時は壊れているから?

 

家電製品の使いすぎや雷などでブレーカーが落ちても、ブレーカーを上げるだけでほとんどの場合、復旧します。

 

しかし建物内の電気が復旧したにも関わらず、冷蔵庫の電源が戻らない場合にはどうしたら良いでしょうか?

 

冷蔵庫が自動的に再起動しない場合は、前の章に書いた原因と同じことが考えられます。

 

同様に冷蔵庫内にたまった電気を放電しましょう。

 

停電後なので放電されていると思われがちですが、放電時間が短いなどで電気が残っている可能性があるので、きちんとコンセントを抜いて、少しの間放置しましょう。

 

それでも冷蔵庫が復活しない場合には、前の章で紹介した応急処置方法を参考に食材を冷暗所に移すなど退避させてください。

 

冷凍庫は使えて大丈夫でも冷蔵庫が壊れたままの場合も

 

冷凍庫は冷えるのに冷蔵庫が冷えない時があります。

 

この時はまず送風口に霜がついていないか、庫内の温度設定が適切にできているかを確認しましょう。

 

冷凍室が使えているなら冷蔵庫の冷却装置は正常に動いており、問題はそれ以外にあるとわかります。

 

それでも冷蔵室内が冷えないということは、

  • 冷却装置から冷蔵室までの箇所に問題がある
  • 冷蔵室内の送風口がつまっている
  • 冷蔵室内の温度設定が高くなっている

などが考えられます。

 

まずは温度設定を最大まで下げてみましょう。

送風口から冷たい空気が出てこれば、温度設定の問題だったと判断できます。

 

送風口から風が出ていないように感じるのであれば、送風口周りの霜を取り除き、清潔な布で拭き取りましょう。

 

それでも冷風が出てこないのであれば、送風口と冷却装置の間に問題があります。

 

ここを素人が自力で直すことは不可能です。

修理を依頼するか買い換えるかしかありません。

 

いつも利用していたり、信頼できる業者さんにすぐに電話をかけましょう。事前に口コミを見て業者の評判をチェックするのも忘れずに!

 

どうしても直らない場合には食材が悪くならないように、少しでも低温な場所に避難させましょう。

 

冷蔵庫は家電製品の中でも高い方なので、故障したら大きなショックを受けるのはわかりますが、食材までダメにしてしまったらもったいないですし、腐った食材の処理も大変で手間がかかります。

 

少しでも被害を抑えられるよう冷静に対処するようにしましょう。

 

この時冷蔵庫が完全に故障しているとわかったら、必ずコンセントは抜いたままにしておくように。

壊れた箇所に電力が送られたままだと火花の原因になり、火事になる危険性があるからです。

 

冷蔵庫の保証期限をチェックして、必要なら修理を依頼する

 

冷蔵庫が完全に壊れてしまったとわかった場合は、まず購入した時についてきた保証書を探しましょう。

もしかすると最初に使った「取り扱い説明書」の中に入っているかもしれません。

 

保証期間内である場合は必ず電話番号が記載されているので、営業時間に電話をして修理の相談をしましょう。

 

もし保証書を無くしてしまった場合は、冷蔵庫を購入したお店に問い合わせてみましょう

保証期間内であっても保証書がない場合は修理を割引価格で受けることができませんが、お店と提携している修理屋を紹介してくれるかもしれません

 

この時保証書があってもなくても受け取るのが修理の「見積書」ですが、修理費が新しい冷蔵庫を購入するよりも高くついてしまう場合があるので注意しましょう。

 

修理を依頼するとともに、市場で出回っている新しい冷蔵庫のおおよその値段も頭の中に入れておくとよいです。

 

冷蔵庫を廃棄する場合

 

冷蔵庫を直すことができなかったり、新しいものを買うことになったら、次に考えるべきなのは壊れた冷蔵庫の廃棄です。

 

もちろん「粗大ごみ」となり、あなたが済む地域によって回収費が異なってきます。

 

「粗大ごみ回収」も様々な業者がありますが、電話で相談して決定した金額よりも高額な数字を当日になって吹っ掛けてくる詐欺業者も多いのが事実です。

そこでまずはネットで「粗大ごみ回収 〇〇市」とあなたが住んでいる都市名を入れて検索してみましょう。

 

粗大ごみ収集サービスやかかる金額、車を持っている場合は自己搬入が可能な地域もあるので様々な方法で費用を抑えることができます。

普通の粗大ごみとは違い、指定の場所に持っていくことが困難なため回収時にはどうしたらいいのかわからないことは各都市の回収サービスに事前に電話で問い合わせをしておきましょう。

 

大変な作業ですが、冷蔵庫は生活にはかかせないものなのでさっさと終わらせてしまうのが最善です。

 

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まとめ【冷蔵庫が壊れた時どうしたらいい】コンセントを抜いても大丈夫か

 

冷蔵庫が突然機能しなくなったら、取扱説明書でトラブルシューティングページを参考に対処しましょう。

取扱説明書を無くしてしまった時は冷蔵庫のメーカーのサイトにアクセスし、製品・モデル名で調べるとPDFファイルで見ることができる会社もあります。

 

停電やブレーカーが落ちたのが原因でもし自動的に再起動しない場合はコンセントを抜いた時と同じく、しばらく放電時間を確保した後に同じ処置を行いましょう。

 

冷凍庫は動いているのに冷蔵庫だけが冷えない場合もありますが、その時は送風口に霜が溜まっている場合も。

 

冷凍庫が正常に動いている場合は機械の冷却機能に異常が無いということなので、冷蔵室内までの送風口に問題がある可能性もあります。

 

故障が判明した冷蔵庫のコンセントは家事を防止するためにも必ず抜いておくように!

 

保証期間内なら修理業者に依頼をすることができますが、修理費があまりに高額になり新しい冷蔵庫を買った方が安く済む場合もあるので注意が必要です。

 

新しく冷蔵庫を買う場合は、既存のものを粗大ごみとして出さなくてはなりません。

詐欺業者に引っ掛からないように、「粗大ごみ」と自分が住んでいる都市の名前を入れて検索しましょう。

 

私たちの生活に直結する問題なので慌ててしまいがちですが、一つ一つ片づけていきましょう。

 

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