外国人の恋人や友人にちょっとしたプレゼントを贈る時、
何て言えばよいのでしょうか?
検索してみるといかにも「直訳感」が伝わる
ぎこちないものばかりなので、
アメリカ人の婚約者とアメリカ育ちの私の2人で
誰かにプレゼントを贈る時のちょっとしたメッセージなどを
まとめてみました。
実はネイティブの人達は相手に何か贈り物をする時、
「プレゼント」という単語はめったなことではない限り使いません。
またプレゼントをもらった時に返すお礼の言葉も解説。
英語圏の人のみに限らず、
世界中で使えるフレーズを紹介します。
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ちょっとしたプレゼントと英語で言いたい時
「プレゼント」と単純に考えると
presentと直訳して文章を作っていく人が殆どですが、
実は英語圏では「ギフト」(gift)を使う場合が多いです。
「ちょっとした」程度ならgiftで充分な理由は、
present となるや旅行や車や記憶に残る何かしら重要性や意味のある
贈り物になってしまうからです。
- 直訳の手軽さ
- 言葉の重さの違い(文化の違い)
この2つの要因があり、
「ちょっとしたプレゼントだよ」という表現には
present の名詞は使わないのです。
もし「贈り物」として名詞を使いたいのならば
最大でgiftに留めておきましょう。
“Here’s a gift for you.”
「はい、コレ君に。」
“I thought you might like this gift.”
「これ、君が好きかなと思って。」
ちょっとした贈り物だよ、を自然体の英語で表現する
西洋文化ではこの
「ちょっとしたプレゼントだけど、あげる」を
以下の様に表現します。
“I’ve got something for you.”
(I’veはI haveの略となります)
“I have a little gift for you.”
“There’s something I want to give you.”
(There’s は There is の略です)
上記全てが「ちょっとしたプレゼントだけど、あげる」
という意味になります。
このように、「ちょっとした」ものだからこそ、
something(何か)を使うのがネイティブの言い方となります。
また女性が男性へ贈る場合は、
相手に「何だろう?」とワクワクさせるような、
より感情喚起や自分への注目をほのめかすようなフレーズが目立ちます。
(男性が使っても良いですが、
若干オネェ表現のようなニュアンスを持ってしまいます)
“Guess what I have for you?”
など、問いかけるような言い回しが
「女の子らしい」と西洋文化では認識されます。
これらの細かいニュアンスは日本語で直訳しただけや、
ネイティブの人達が使う言葉によほど注意しないと
気付くことができないので、
外国人の人にプレゼントをあげる時は言葉に注意しましょう。
英語ネイティブが使う受け取った時の感謝の表現
ここまで頑張ってネイティブの人達が使う言い回しを
マスターしたのなら、せっかくなのでプレゼントを受け取った時の
感謝や感激の表現も覚えてしまいましょう。
ただの”Thank you”だけで終わらすにはもったいないです!
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男性がプレゼントを受け取った場合
“Thank you, this means a lot to me.”
「ありがとう、とても嬉しいよ。」
“This just made my day.”
「今日これで救われたよ。」
“This is awesome!”
「いいね!」
※アメリカ、主に東部は直接相手にお礼を言わなくても
自分にプレゼントされたものがどれほど良いかを表現することで
相手への感謝の気持ちとする地域もあります。
女性がプレゼントを受け取った場合
“You’re the best!”
「君って最高!」
“For me? Thank you!”
「私に?ありがとう。」
“This is just what I wanted.”
「これ、欲しかったものなの。」
などなど、Thank youやThanksの代わりになる表現、
付け加えるとよりネイティブに近づく一歩ステップアップした
言い回しを使ってどんどん英語の幅を広げていきましょう。
まとめ
「ちょっとしたプレゼント」を外国人や英語を話す人にあげたい時は
presentという名詞は家や車などの大きい買い物、
あるいは誕生日など何かしらの記念日になる「意味を持つ贈り物」という
ニュアンスを持つようになるのでこの名詞は使わないようにしましょう。
代わりにgiftやsomethingなど、贈り物の規模を小さくした表現で、
「ちょっとした」ものであることを表します。
男性や女性が使うプレゼントする側の言葉や
受け取った時の感謝の気持ちの表現は違ってくるので、
隙間時間に覚えてしまいましょう。
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