気付いたら服が破れていた
というのはよくあることです。
特にコートやジャケットの
裏地は生地が柔らかくよく擦れるので
使用頻度のわりに破れやすいと感じます。
以前に裏地だから着てしまえば
問題ないと放置していたら
破れが広がり裏地がベロンと
はみ出てしまったことがあります。
裏地の張り替えを
お店に依頼しようとしたことと
自力で裏地を補修する経験を
したことをまとめました。
お店でかかる料金や
自分で修理を行う方法を紹介します。
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コートやジャケットの裏地の張り替えは自分でできる!修繕店の料金は割高
自分でコートやジャケットの
裏地を張り替えるのは面倒なので、
お店に行って直してもらおう!
まずは普通そう考えますよね?
以前コートの裏地が破れてしまって
放置していたのですが、
気付いたらコートの下側に
裏地が垂れてはみ出してしまいました。
早めにお店に持っていけば良かったのですが、
面倒に感じてしまって先延ばししていたら
もう放置しておけない状態になってしまったのです。
そんな状態で裾直しや補修を
専門に行うお店に持って行ったら、
修復は不可能で総張り替えになりますと言われ、
提示された料金は三万円でした。
新品が買えますね…。
ちなみに早めに修理に
持って行ったらという前提で、
小さい破れならいくらか聞いたところ、
それでも数千円かかるということで、
どちらにせよお店に補修を
依頼すると高いのだとわかりました。
ちなみに結局裏地は
綺麗さっぱり取り除くことにしました。
摩擦が多くなるのか、
脱いだり着たりするのにものすごく
時間がかかるようになり
背中首元がチクチクしましたね。
お店で修理を依頼する、
自分で何とかするのいずれにせよ、
破れが大きくなってしまってから対処するのは、
お金も手間もかかってしまうので
破れを見つけたら、安全ピンでとめるなどして
破れが広がらないようにしてください。
安全ピンがないなら一時的なので
セロテープでもかまいません。
話を戻します。
店に修理を依頼するのか、自分で対処するのか、
もし今コートやジャケットの
裏地が破れていることに気付いたら、
自分で直そうと考えます。
はるかに安上がりだからです。
背中やポケットの裏地破れの直し方!内側からほつれを直そう
破れと一言で言っても
状況によって直し方は大きく異なります。
まず切れ目が入っているだけで
布が全て残っている場合です。
これなら布が足りないことは無いので、
別の生地で破れ箇所を補う必要がありません。
縫うだけで破れを閉じることができます。
次に破れ箇所の布が欠けてしまった場合です。
服を購入する時、表の布であれば
予備をもらえることも珍しくありませんが、
裏地を余分にもらえることは無いでしょう。
この場合、他の布で破れを埋めるしかありません。
柄がなければ似たような色の
素材を見つければ良いのですが、
特徴的な柄が施されていると
なかなか代用品は見つかりません。
背中の裏地なので脱がない限りは見られませんが、
コートやジャケットは室内では
脱ぐ可能性が十分にあり、
明らかに裏地と見た目が異なる場合、
かなり目立ってしまいます。
全く同じものを見つけるのは難しいので、
柄物だとしても、全体的な色だけは
合わせた代わりの布を用意しましょう。
ちなみにポケットの裏地も
同じように破れやすい箇所ですが、
こちらは見られる可能性がほぼ無いので、
どんなデザインの布で補修しても大丈夫でしょう。
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なお、以前にポケットの
裏地破れだから見られないと思い、
ポケットに空いた穴を
ホッチキスで閉じたことがありました。
肌に直に当たらなくても
強く当たると痛いのでおすすめしません。
それでは裏地そしてポケットの
具体的な直し方を説明します。
100均アイテムやミシンで簡単修理!裏地のたるみを利用しよう
まず裏地が切れているだけで
布は全て残っている状態の場合です。
裏地はゆったり着られるよう
たるみを持たせて付けられています。
ですからそのたるみを引っ張り、
破れの両サイドを重ね合わせ、
手縫いすればデザイン性を
あまり損なうことなく補修できます。
なお重ね合わせる生地の裏側に布を一枚かませると
縫い糸が取れにくく頑丈になるので、
再び破れてしまう確率を下げることができます。
さらに糸を取れにくくするため
ミシンを使いたいのなら、
破れた両サイドの裏地裏面同士を重ね合わせ、
飛び出した部分を縫い合わせましょう。
ただ飛び出した部分が
目立つ可能性があるので、
多少糸が取れやすくても
手縫いの方をおすすめします。
ちなみに縫うよりも簡単な方法があります。
それはアイロン接着シートを使う方法です。
アイロンの熱でシートを布に
貼り付けることができるので、
裏地と表生地の間にアイロン接着シートを入れ、
破れ部分が真っ直ぐになるよう
調整しアイロンで抑えます。
それから、他にも簡単な方法があるので紹介します。
布用ボンドで裏地と表生地を
貼り合わせる方法です。
こちらも針が必要ないので簡単に、
そして安全に直せます。
このアイロン接着シートですが、
100均ショップで売られていることもあります。
100均アイテムだからといって
質が悪いものでは無いので、
近くの100均ショップで見つけたら
ぜひ試してみてください。
次に破れ部分の布が無い場合は
色や柄が似ている布を
裏地部分と縫い合わせればいいのですが、
私であればアイロン接着シートや
布用ボンドでくっつけます。
手間がかからないのでおすすめです。
まとめ
裏地の破れは放っておくと
さらに広がり、
直そうとする頃は修繕店で
何万円もかかってしまうようになります。
裏地の破れを見つけたら
それ以上広がらないように
安全ピンなどで留めるようにしましょう。
破れた個所の布が大きく
欠けてしまったら別の布から
生地を取らなくてはいけないので、
裏地に似た色を使いましょう。
背中の破れなど室内で脱ぐと
目立ちやすい個所は、
特に元の生地に似た色と
テクスチャを持った裏地を
選ぶことが重要です。
裏地は破れた個所を修繕できるよう
わざとたるみを持たせたものが多いので、
破れた個所の両サイドをひっぱり
重ね合わせて縫うと自然な形になります。
ミシンよりも手縫いの方が
強く補強することができますが、
それが面倒くさい場合は
布用ボンドやアイロン粘着シートを
使う事もできます。
アイロン粘着シートは
100均でも購入することができます。
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